笑の大学<br>

主演:役所広司 稲垣吾郎

原作・脚本:三谷幸喜

監督:星護

ずっと見たかった映画。

三谷さんの作品好きだし、役所広司さんも好きだし。

思わず笑ってしまう、それでいてちょっと感動的、そんな映画でした。

テンポや間合いが絶妙で、なかなか楽しめました。

いろいろ書きたいけど、書くとネタバレしちゃいそうだからやめておこう。

気になってる人は見てもいいんじゃないかなー。

ただ、一つ文句がある。

何かと言うと・・・

映画の内容とは関係ないんですが、

後ろの席に座ってたおばさんグループの一人が煩かった。

映画館で映画見るときくらい静かにして欲しいですよ。

映画を見て笑っていうのは、それはいいと思う。

面白かったら、普通に笑いますよね。

でもことある毎に「あの人○○よね」とか「これから○○するわよ」とか。

はっきり言って邪魔でした。

そしてそのおばさん。

映画が始まる前の話なんですが、友人らしき人にこう言ってたんです。

「私さ、三谷幸喜の作品てあんまり好きじゃないのよ。面白くないわよね。」

なんですと。

三谷さんファンの私はちょっとムっとしてしまいました。

いや、人の好みはそれぞれだし、とやかく言うつもりはないんですがー。

だったら、なぜあなたはこの映画を見にきたのかと。

「私、役所広司が好きなのよー。」

ああ、なるほど。そうでしたか。

役者が好きで映画を見に来るってのは、普通にあることですよね。

でもね、おばさん。

一つだけ聞きたかったことがあるの。

映画の最中、あなたは人一倍笑っていた気がするのですが、

それでも「面白くなかった」のでしょうか。

映画を見たあと、少しでも三谷さんの良さを分かってくれてるといいな。